母子家庭の子の思い出の絵に考えさせられる

1月中旬。保育園に我が子を迎えに行くと、教室に絵が飾られていました。「お正月の思い出」というお題で園児たちが描いた絵でした。家族みんなでこたつに入ってトランプをしている絵、お父さんと凧揚げをしている絵、祖父母からお年玉をもらっている絵、なかなか個性豊かな絵でその子の家庭の様子を垣間見るようで面白かったです。

我が子は「おせちを食べているところ」を描いたそうです。その絵がこちら。

インフルエンザにかかって散々なお正月だったのですが(^^; 絵に出来る思い出があって良かったです。

この絵、傍から見ると父親と母親と子どもの3人に見えますね。うちは元夫と高葛藤のため、お正月だからって一緒に過ごすなんてことはあり得ません。じゃあ、誰?祖母(私の母)です。休みになるとお泊りに来ます。一見すると普通の家庭の一コマですが、考えさせられました。

我が子の思い出には父親はいません。そのことを子ども自身はどう思っているのか。実父については面会交流で会っては攻撃をされてきたので「恐い人」「嫌な人」ですが、「お父さん」という存在は欲しいのかなと考えてしまいます。また周りの子に「お父さんは?」と言われないように一見するとお父さんにも見える祖母がいる場面を描いたのかな等、深読みしてしまいます。

母の日も父の日も保育園では「大切な人、ありがとう」というお題で絵を描いています。でも皆、母の日はお母さんを描き、父の日はお父さんを描いています。何も知らない両親揃った家庭の子からしたらなぜお題は「お母さん、ありがとう」「お父さん、ありがとう」じゃないの?随分遠回しなお題?って感じですよね。幼いからそこまで考えていないでしょうが。

我が子は父の日の「大切な人、ありがとう」の絵は伯父(私の兄)を描きます。幼いながらも周りとの調和を考えているのでしょうね。。。伯父さんの似顔絵は他の園児や保護者から見ればお父さんにしか見えませんからね。

周りに父親世代の男性がなかった場合、我が子は誰を描いたのでしょうか。何も言いませんが、子どもなりに「思うところ」があって、うまく繕っているような気がします。母親としては心が痛みます。

こんな時は、夫を欲してはいませんが、子どもの父親は欲してしまいます。とにかく子どもに愛情を注いでくれる男性がいればなと。でも一歩間違えると「ペドフィリア」を呼び寄せてしまいそうですし(※ペドフィリアとは幼児・小児を対象とした特殊な性愛・性的嗜好のこと)、やはり我が家は父親不在で頑張ります。




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