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子どもを育てるにはお金がかかります。そのお金を稼ぐのは大変なことです。私が元夫と別居し、離婚調停になった際に提出した前年度の源泉徴収票に載っている年収(支払額)は399,250円。年の途中で就職したためこの額ですが、月収15万円の若くはないけど新人事務員。手取りにすると12万5千円程度でした。正直言って「子どもと2人、どうやって生きていくんだ!?」という金額です。

母子世帯の平均年間就労収入は181万円(平成23年度全国母子世帯等調査)。月々に換算すると150,833円。正に私と同じような額です。1日8時間、月20日働いているなら時給にすると942円。現在の東京都の最低賃金は932円です。最低賃金で親子2人、子どもが2人いれば親子3人、子どもが3人いたら親子4人がほぼ最低賃金並みの給料で生活していくということです。

2015年の国民生活基礎調査結果によると、1世帯あたりの平均年収は541万9000円、子ども(18歳未満)のいる世帯に限ってみるとその平均年収は712万9000円!

共働きの2馬力世帯が増えたので、世帯年収が上がっているのでしょうね。

そして社会保険に加入して働いている場合、収入が多ければそれだけ厚生年金保険料も納めていますので、将来貰える年金も多いことになります。

将来「下流老人」にならないよう、早めに正社員等のフルタイムで社会保険適用の働き方をして、少しでも老後に備えていきましょう。



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