元夫がストーカー化した話
私は元夫と同居中はAという賃貸マンションで暮らしていました。ところが離婚原因の1つでもあるのですが元夫が勝手に賃貸契約を解約しました。住む所を失った私と我が子は突然のことだったのでしばらくは私の実家で生活していました。しかし手狭なこともあり、調停中に実家を出てBという賃貸マンションで母子2人での生活を始めました。ちなみに元夫は自分の実家に戻っていました。
そして離婚が成立しました。離婚から2ヶ月程経ち、離婚後の手続きも一段落した頃、自宅である賃貸マンションBのエントランス前のベンチに子どもと一緒にいました。するとエントランスの中から元夫が現れたのです。
賃貸マンションBのオートロックの中から元夫が現れたんですよ!オートロックの中からということは、住人か住人を訪ねて来た知り合いか不法侵入かですよね。
結果は元夫は賃貸マンションBの住人になっていたのです。
元夫は離婚成立後に、こっそりと賃貸マンションBの私たちが暮らす部屋とは別室を契約し、住み始めていたのです。現れた瞬間は声も出せず、鳥肌ものでした。モラハラ・経済的DV・理解不能な行動(一緒に暮らす賃貸マンションAを相談なしに解約していた等)をする元夫が、「離婚した妻子が暮らすマンションの別室にこっそり自分も移り住む」という理解不能な行動の極みとも思える行動を取ったのです。
即、離婚裁判を担当していただいた弁護士に電話して、意見を求めましたが委任内容からはずれた相談なのであまり親身にはなってもらえず警察に相談に行きました。「ストーカー相談」として、車にGPS発信器が付けられていないか等を調べてくれ、犯罪被害防止等即時対応システムに登録。パトロールを強化する旨を言われ終了。
憲法で「居住移転の自由」が守られているので元夫のやっていることは異常ですが違法じゃないから警察が今できることはないそうです。もし法に触れているとするならば、元妻子の住所をどうやって入手したか?違法な手段で入手していれば被害届を出せるそうです。しかし賃貸マンションBの住所は離婚裁判の書類に載っていたため、違法な手段で元夫は知り得たわけではありませんでした。
現在の住居である分譲マンションCの住所は元夫には知り得ない様にしています。住民票も閲覧制限をかけています。それなのに分譲マンションCにまで追いかけて引越してくるようなことがあれば、違法な手段を使った可能性が高いです。後を付けて知ったのならストーカー、住民票を見たのならば個人情報の不正取得になります。
元夫は子どもの保育園行事には来ますので、子どもの名札の裏の住所等は万が一に備えて私の実家にしてあります。保育園等にもくれぐれも住所は漏れないように伝えてあります。
もし、離婚後にストーカー化しそうな配偶者をお持ちの方は引越先は秘匿にしておくことをお勧めします。本人の手に渡る裁判所の書類等に記載されていたら追いかけて来て近所に住みついちゃうかもしれません。
我が家のように保育園や学校行事に来る場合はある程度の居住範囲はバレてしまいます。しかしズバリの住所を知られ、増してや集合住宅とは言え同じ屋根の下に住まわれるのは本当に気味が悪く、家=安全ではなくなりますのでご注意ください。