「HAHAKOさん家って母子家庭だったの?」が理想

「(母子家庭)だからダメなんだ」みたいに思われるのだけは嫌なんです。これは母子家庭の親になった私のエゴかもしれません。子どもに押し付けないように、まずは私自身がしっかりした人間にならなければと思っています。周りから謂れなき批判をされないよう、また我が子自身が「どうせうちは母子家庭だから」とならないよう、日常の生活態度にも気を付けています。

具体的には保育園からの集金は集金袋を持って帰ってきたら、次の登園日には持って行きます。両親揃った家庭がなかなか出さないと「崩さないと小銭がないのかな?」と思われるところ、母子家庭だと「お金ないのかな?」って思われる気がして…。例え同じことをしていても持たれる印象が違うことは多々あります。

もちろん裕福ではないのでお金のゆとりはありませんが、保育園の集金を払うことはできます。それなのに「集金すら払えないくらい貧困」というイメージを勝手につけられてしまったら、もし何か事件が起きた際に真っ先に疑いの目を向けられるのではないか等、良からぬ想像が私の中に浮かぶのです。

子どもの身なりもそうです。

高い服を着せるとかではなく、毛玉ができれば毛玉取りでキレイに取ります。靴下は汚れの目立たない色を選び、汚らしく見えないように(笑) もし汚れが目に付く場合はウタマロ石鹸で落ちなければ買い替え時と思って破棄します。だからって汚してくることを咎めたりはしません。

サイズもなるべくジャストサイズになるようにしてます。「大き目を着させて来年も」なんて最初の頃は思いましたが、保育園児はとにかく汚すので洗濯しても2年目には薄汚れていたり、洗濯し過ぎで擦れて生地がボソボソになっていたり色あせていたり。2年目もみすぼらしく見えない様に着られる服なんてそんなにはありませんでした。ブカブカはだらしく見えますし、1年で着倒すならばジャストサイズで。

そして仕事の勤務形態にもよりますが、私の場合は仕事の定時が一定時間なので子どもを保育園に連れて行く時間も一定にしています。基本中の基本。規則正しい生活です!

母子家庭だからこそ、他のご家庭より気を付けていないと良からぬ印象を持たれてしまう気がします。世の中の事件のせいで子どもが小汚い洋服を着ていたら両親揃った家庭より、母子家庭の方が早い段階でネグレクトを疑われるでしょう。

見栄は張りません。いつか無理がくるから。子どもの持ち物(コップとかランチョマット)は100均の物も多いです。コップには私がデザインしたオリジナルのネームシールを貼ってあげ、ランチョマットには私の手彫りの消しゴム判子で名前を押してあげればプライスレスです!(笑)

理想は何かの拍子にうちが母子家庭と知った相手が「HAHAKOさん家って母子家庭だったの?」と驚かれるような状況。こちらが言わない限りは母子家庭だとは気づかれないようなしっかりした家庭が理想です。



シェアする